自分がHSPだと気付いた話
こんにちは!HSP会社員のりょうです。
今回は自分がHSPだと気付いたときの事についてお話しします。
「HSP」とは、「Highly Sensitive Person」の略で、刺激に人一倍敏感な気質を持つ人のことです。
割合で言うと5人に1人がHSPと言われてます。
私がHSPという言葉に出会ったのは半年前のことです。
会社の人事異動で別の部署に配属になり、新しい業務と、職場の機嫌が悪い上司との人間関係で悩んでいました。
なにか心が休まる本はないかと、本屋さんをのぞいていた時に見つけたのが、「繊細さんの本」でした。
この本はHSPカウンセラーの武田友紀さんが書かれた本です。
※武田さんはHSPの事を「繊細さん」と呼ばれています。
ご自身も繊細な気質で苦労された経験をお待ちです。
そうした経験から発見した、繊細さんが生きやすくなる方法について書かれています。
本書では「繊細さん診断テスト」というものがありました。
私も早速やってみたところ、24個の質問中17個に当てはまりました。
この時、「あ、自分はHSPなんだ」と気付きました。
特に当てはまったのは
・生活に変化があると混乱する
・他人の気分に左右される
・短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう
・ミスをしたり物を忘れないようにいつも気をつける
・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所に引きこもりたくなる
人より不安感が強くて、気にしやすい性格だとは思ってたのですが、HSPという気質が関係してたんだと気付きました。
ちょうどその頃、異動したてで、
①職場に不機嫌な人がいて同じ空間にいるだけでグッタリ
②短期間にたくさん覚えなければならない(マルチタスク)
という状況だったので、HSP気質の私にとっては辛い環境にいるんだなと思いました。
ちなみに、これらの悩みの解決法として紹介されてたのは
①「この人機嫌悪いなー」と思って放っておく、物理的な距離を取る、相手ではなく自分をケアする
②重要なものをひとつだけ選んで、一つ一つ終わらせていく。
これでも終わらない場合は仕事が多すぎる可能性があるので、上司に相談する。
というものでした。
①については、たしかに、今まで職場で機嫌が悪い人がいると「あれ?俺が何か怒らせるような事したかな?」と思って、その後仕事が手につかないことが良くありました。
しかし、本当に自分のせいで機嫌が悪くなっていることはまれで、必要以上にエネルギーを使わないようにしようと思いました。
②についても、HSPという気質のせいか、作業中に他にやらないといけないことを思い出したり、ささいな誤りや疑問点に気付いてしまうことが良くあります。
気付いたことに、手当たり次第に対応していて気づいたら、本当に大事な仕事が全然進んでいなかったということもあるためとても参考になりました。
この他にも、HSP特有の悩みへの対処法について書かれていました。
興味を持たれた方はぜひ読んでみてくださいね。