HSPに激務が向かない4つの理由

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HSP気質の方で、「給料は良いんだけど、ストレスが多くて辛い」という方、結構いるんじゃないでしょうか?

 

仕事ができる人間になりたいと思って背伸びして会社を選んだけど、実際に働いてみると、ストレスが多くイバラの道だった、なんてことはよくあると思います。

 

私も、社会人5年目の時に、会社で1番激務の部署に自ら異動願いを出したくらいのドMです(笑)

 

当時は、激務の部署で自分の力がどこまで通用するか、試してみたいと思ってました。

 

実際激務の部署に異動してみると、残業も多かったので、以前よりも高い収入を得ることができました。

 

しかし、HSPの私には、収入が高くても、激務の部署は合わないと思いました。

というのも、HSPにとって好ましくない下記の特徴があったからです。

 

 

1.残業が多い

激務の職場はなんと言っても残業が多いと思います。

 

月40時間ならましな方で、多い時は100時間の月もあります。

月100時間というと、月20日勤務として、1日あたりの残業時間は、

100時間÷20日=5時間

となります。

定時が18時の会社の場合、毎日23時まで残業です。

実際は一月の中でも忙しい時期がばらけてるので、平日だけでなく土日出勤もあります。

 

100時間も残業すれば、20万円ほどの残業代が貰えますが、外食も増えますし、ストレス発散のための買い物も増えます

また不規則な生活で体調を崩すこともあると思います。

 

2.納期が短い

「会議で必要な資料を半日で作ってくれ」とか、「夕方に行ったプレゼンの資料を翌朝までに直してくれ」とか、他の部署だったら数日の猶予がある仕事でも、激務部署では納期が短いことが多いです。

自分一人の力で間に合う場合は良いですが、そうではない場合は同僚に手伝ってもらう必要があります。

そうなると、人に仕事をお願いする、進捗管理する、成果物としてまとめる、といった作業が必要になってきます。

納期が短い中でこういった作業をするのはかなりストレスがかかります。

 

3.業務の関係者が多い

上記の2.とも関連しますが、激務の部署では自分一人、もしくは部署内で完結する仕事は少なく、同僚や他部署、社外の人とのやりとりが多いです。

例えば、成果物の意識合わせ、スケジュール調整、進捗管理、トラブル対応など…

一人で作業というより、電話やメールでの調整が多くなり、マルチタスクが苦手なHSPにとってはストレスを感じやすい仕事かもしれません。

 

4.業務時間外の人間関係がある

激務の職場では、飲み会やスポーツイベントなども多い気がします。

飲み会ではお店選びから出欠確認、くじの作成、挨拶のお願い等々、通常業務で忙しい合間をぬって行う必要があります。

また飲み会当日も、上司の飲み物の減り具合を気にしつつ、苦手な上司の話でも相槌を打って聞く、ということが必要になってきます。

しかも、激務の部署の人はなんとなくお酒が好きな人が多い気がします…笑

 

またスポーツイベントもあり、若手は道具の搬出や飲み物の準備など、休日があっという間に終わることもあります。



このように、激務の部署では給料が高い代わりに、勤務時間が長く、ストレスも多く、勤務時間外の拘束もあったりします。

心穏やかに過ごしたいと思っているHSPにとっては激務の部署はあまりおすすめしません(笑)